2021/11/15
社会貢献

高校生の「総合的な探究の時間」の受け入れをオンラインで実施

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高校生からのインタビューに対しオンラインでレクチャーする志村哲祥兼任講師

 2021年11月1日(月)に、本学医学科 精神医学分野の志村哲祥兼任講師の協力のもと、愛知県立名古屋西高等学校にて1年生を対象に行われた「総合的な探究の時間-320人の主張」と題した課題研究において、本学では5名の受け入れをオンラインで実施しました。

 テーマは、「学生の睡眠時間と始業時間の関係」で、事前に生徒5名から「睡眠不足による健康被害や遅起きのメリット、高校生の就寝時間は遅くなっているのか」などの質問をもらい、当日はインタビュー形式で解説していきました。

<志村先生からのコメント>

 インタビューでは、生徒さんから寄せられたテーマや質問(たとえば「睡眠は量と質のどちらが重要なのか」「どのようなことをすれば睡眠は改善させられるか」)に対して、睡眠医学の観点から回答をしたり、話題を膨らませたりして、生徒さんの疑問に答えつつ、睡眠に関する知識や最新の知見をご紹介するものとなりました。

 日本の思春期をとりまく睡眠環境は最悪です。睡眠時間は世界的にも最短の部類で、自殺リスクは高く、カフェインや電子デバイスなど睡眠の質を悪化させるアイテムに満ちあふれ、始業時刻の適正化は進まず、健康被害を引き起こす早すぎる起床時刻が蔓延しています。公衆衛生上、思春期の方の睡眠環境の改善が急務であるところ、高校生自身に関心をもって頂き、また、レクチャーする機会を頂けたことを嬉しく思います。

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