2022年11月21日（月）～2023年1月4日（水）の期間、第13回188bet体育_188bet亚洲体育-在线*投注市民公開講座を、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン開催しました。今回の講座は、本学医学部医学科 健康増進スポーツ医学分野　黒澤 裕子講師が担当し「座り過ぎは体によくありません！」と題した動画を、大学ホームページにて公開しました。

　講演では、座る時間が長いほど寿命が短くなるといった座り過ぎと病気や寿命との関係性、日本人の座る時間の長さについての話から始まり、座り過ぎによる「エコノミークラス症候群」の影響についてや、健康増進スポーツ医学分野が行った「８時間座り続けたときの生体変化」に関する最新の研究結果が解説されました。一回の座り過ぎが健康に及ぼす悪影響について詳しく説明され、中でも着圧の強くない弾性タイツの着用により、その影響が軽減できるという研究結果について話されました。最後に座り過ぎによる体への悪影響を予防するため、20分に１回くらいの軽いストレッチやこまめな水分補給など私たちが生活の中で気を付けるべきポイントが紹介されました。

　コロナ禍では、在宅勤務なども増え、座り過ぎな生活になりがちです。参加者からのアンケートでも「専門的な研究の結果をわかりやすく教えていただきありがとうございました。」といった声をいただき、医科大学としての知の還元が社会貢献につながっていることを実感できました。今後も、引き続き、社会に役立つ公開講座を開催していきたいと思います。（法人企画部 広報?社会連携推進室）