2023/03/28
研究活動

本学医学総合研究所 分子細胞治療研究部門の落谷孝広教授が「日本再生医療学会功績賞」を受賞

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受賞挨拶をする医学総合研究所 分子細胞治療研究部門の落谷孝広 教授

 本学医学総合研究所 分子細胞治療研究部門の落谷孝広教授が「日本再生医療学会功績賞」を受賞しました。受賞講演と授賞式が2023年3月24日に京都市で開催された第22回日本再生医療学会総会で執り行われました。

■受賞タイトル:
「ステム細胞の新しい概念の確立と細胞外小胞の再生医療への応用」
Establishment of a new concept of stem cells and application of extracellular vesicles to regenerative medicine

■受賞理由:
ES細胞からin vivoで分化誘導した肝細胞を、その機能を維持したまま培養可能なことを2003年に発表し、その後、多くの研究者が万能細胞から機能性肝細胞分化を研究する起点となる成果として評価された。しかし完全な代謝機能を備えた肝臓細胞の再現には大きな課題が残ったが、ラットのES細胞の樹立に成功した研究室の経験と知識から、遺伝子導入を用いずに、低分子化合物のみの処理で成熟細胞の運命を変え、ステム細胞を生み出す新しい概念を発見し、成熟肝臓細胞から肝臓前駆細胞を誘導することに2015-2017年に世界で初めて成功した。その一方、ステム細胞の分泌する細胞外小胞(エクソソーム)の研究にも従事し、間葉系幹細胞の疾患治癒能力の一部はエクソソームであることを証明し、また低分子化合物でリプログラミングした肝臓前駆細胞からのエクソソームによる肝臓疾患への治療応用の開発も進行中である事など、日本の再生医療研究の発展に貢献した。

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