看護学科 ポリシー

学位授与方針(ディプロマ?ポリシー)

 4年間の学修を通して、国内外を問わず看護が必要とされるあらゆる場で、どのような状況でも最善の看護を提供できるよう、次の能力を有すると認められる者に学位を授与する。

2021年度以降入学者

  1. 人間の尊厳を守る力
  2. 科学的に探究し、表現する力
  3. 看護の対象を理解し実践する力
  4. 人や社会と関係を築く力
  5. 多職種と連携する力
  6. プロフェッショナルリズムに基づき責任を果たす力
  7. 生涯にわたって研鑽し続ける力

2020年度以前入学者

  1. 看護学および関連する学問を基盤に、看護の現象をよく理解して概念化?理論化し、科学的根拠に基づいた看護が実践できる。
  2. 看護の対象者を全人的に理解し、キュアとケアを融合した看護が実践できる。
  3. 地域で暮らす人々の健康と生活を支える役割と責務を果たすことができる。
  4. 豊かな人間性を育み、高い倫理観を持って、多様な背景を持つ人々と人間関係を形成できる。
  5. 看護専門職の役割を認識し、多職種と協働できる。
  6. グローバルヘルスの課題解決に取り組むことができる豊かな国際感覚や語学力を身につける。

教育課程編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)

2021年度以降入学者

 本学看護学科のカリキュラムは、「一般教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の3つの科目群から構成されている。カリキュラム構築の考え方は、次のとおりである。

  1. 教育理念である自主自学を基盤に、科学的思考が段階的かつ着実に身に付き、高い倫理観を涵養することができるカリキュラムとする。
  2. ディプロマポリシーに掲げる7つの力を育成するために、学修が積みあがるような科目設定と配置を行う。
  3. アクティブラーニングを主軸とした様々な教育方法を通じて学修を展開する。

2020年度以前入学者

 本学看護学科のカリキュラムは、1 年次から 4 年次までの期間で、段階的に知識や技術の習得を積み上げていけるように構成し、「一般教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の3つの科目群から構成されている。カリキュラム構築の考え方は、次のとおりである。

  1. 学生が卒業時に習得すべき能力を明確にする。
  2. 専門教育?一般教育?教養教育を関連付けて、4 年間を通して総合的に展開する。
  3. 様々な問題や課題を考え、探求し、解決していくために必要な学問知?技法知?実践知の習得を目指す教養教育を充実する。
  4. 知識や技術を実践状況に適用できる力を養うため、講義、状況を再現した演習、および実習を効果的に組み合わせる。
  5. 専門基礎科目や専門科目であっても、学生の興味?関心によって学べるように選択肢を広げる。
  6. チーム医療の実践力を養うために多職種連携教育を充実する。
  7. 地域におけるケアの志向性と看護実践力を養うための科目を設定する。
  8. グローバルヘルスの課題を理解し、国際的視野で取り組む力を養うための科目を設定する。
  9. 防災の意識を高め、災害時の支援行動がとれるよう防災教育や災害看護に関する科目を設定する。

入学者受け入れの方針(アドミッション?ポリシー)

2021年度以降入学者

1. 大学で看護学を学ぶために十分な基礎学力を有する人

2. 主体的に学ぶ姿勢を有する人

3. 看護への強い関心を有する人

4. 人と社会へ関心を持ち、関わろうとする人

2020年度以前入学者

自主自学の精神に基づき、自律して学ぶ意欲を持つ人を受け入れる。

  1. 十分な基礎学力を有し、主体的に学ぶ姿勢と積極的に問題解決しようとする人
  2. 看護への強い関心を有し、社会貢献への意欲が高い人
  3. 豊かな感性を備え、他者と関係を育むことをいとわない人
  4. 看護を通じて国際的視野で活躍する志のある人

入学試験での評価は、以下のように行います。

 一般選抜および共通テスト利用選抜における基礎学力については、筆記試験で評価します。

学校推薦型選抜および社会人選抜における基礎学力については、小論文と調査書または成績証明書で評価します。主体的に学ぶ姿勢と看護への関心については、調査書または志望動機および面接で評価します。人と社会への関心および関わる姿勢については、一般選抜および共通テスト利用選抜では面接、学校推薦型選抜および社会人選抜では面接と小論文で評価します。


入学までに身につけておくべきこと

 医学部看護学科の4年間では、幅広い分野の知識や技術を習得し、看護を実践する能力を身につけていくことが求められます。また卒業後は看護職者として、生涯にわたって研鑽を続けなければなりません。そのために、医学部看護学科に入学するまでに、以下の教科?科目についての十分な基礎学力とともに、学生自らが主体的かつ能動的、継続的に学ぶ姿勢を身につけていることを強く望みます。

数学:基本的な計算力、論理的思考力

理科:自然科学についての基礎的理解と科学的思考力

国語:日本語の文章読解力、文章構成力、論理的表現力

英語:英文の読解力、表現力、基礎的なコミュニケーション能力

社会:基礎的な知識に基づいて事象を多面的に捉える力

特別活動、課外活動:医療?看護への関心、人と関わる力、協調性

学修成果?教育成果を把握?検証する方針(アセスメント?ポリシー)【医学部共通】

 本ポリシーは教育の質向上を推進するため、三つのポリシー(アドミッション?ポリシー、カリキュラム?ポリシー、ディプロマ?ポリシー)に基づく学修成果?教育成果を把握?検証する?針を定めたものです。

  1. アドミッション?ポリシーを満たす?材か、カリキュラム?ポリシーに則って学修が進められているか、ディプロマ?ポリシーに?された基準を達成できているかについて、様々な評価指標をもとに多?的に評価します。そのため教学に係る全学統合データベースの整備を?います。
  2. 教育課程(学科)レベルの学修成果は、?学試験成績、各学年終了時や卒業時の成績の分布状況、GPA、進級率、国家試験合格率のほか、新??アンケート、学修?動調査、卒業時アンケート、卒業?アンケートなど直接評価?間接評価を?いて把握します。
  3. 授業科?レベルの成績評価は、シラバスに明?された評価?法?評価基準に基づき、学則および東京医科?学GPA(Grade Point Average)実施要項等に則り厳格に?います。また、シラバスの充実に努めます。
  4. 学修成果の達成状況を学??教員にフィードバックします。
  5. 学修成果の検証は、教授会、教育IR センター、アドミッションセンター、および各学科の関連委員会等が連携して?います。
  6. 学修成果の検証結果を授業内容?教育?法?カリキュラムの改善につなげ、継続的な教育の質向上に努めます。
  7. 学?の学修成果、?学全体の教育成果についての情報を社会へ公表します。
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